ヘタウマ

日本戦後サブカルチャー史2が、今回はヘタウマってなんだ?というテーマでの放送で、これが意外にもすごく面白かった。深かった!
ヘタウマヘタうま[1]下手巧[2]とも)とは、創作活動(なかんずくサブカルチャー)において技巧の稚拙さ(つまり「ヘタ」)が、かえって個性や(つまり「ウマい」)となっている様を指す言葉[3]。技術が下手で美術的センス、感覚がうまい、つまり技巧が下手でしかも人を惹きつけて止まない魅力があるものを指す[4]。ただし、稚拙さを技術不足ととるか、計算や個性、あるいは味と捉えるかは、受け手の主観によるところが大きいため明確な定義は存在しない[3]。そのためか「ヘタヘタ」という表現も存在する。
山藤 章二によると物事は4つに分類される
  1. ウマウマ
  2. ウマヘタ
  3. ヘタウマ
  4. ヘタヘタ
この中で順番がつくとしたら
ヘタウマ>ヘタヘタ>ウマウマ>ウマヘタ
なんだとか。
ウマヘタって、すっごく上手い!巧妙!なのはわかるが、それでどうした?
という しらっとした感じ。
たしかに上手い!だが、何も残らない。。
努力して練習を重ねて辿りつくところは ウマヘタもしくはウマウマ。
よくも悪くもない、といったところ。

スチャダラパーがインタビューに出ていたけれど、彼らもヘタウマを意識していて、どうやったら慣れてない感じが出せるか、ヘタっぽく見えるかを意識してたという。
なんか上手く巧妙ではない。だけれど、なぜだか気になってかっこいい!だから良い曲だ!という考え。

セックス・ピストルズ も上手くなったらロックっぽくないから練習しなかったという。コード3つ覚えればロックなんか出来る!技術じゃないんだ、ということを体現したかったようだ。

ヘタウマって努力して、肩の力入れても到達できる領域でなくて
遊びの中で生まれたり、天性のセンスが生きていたり、のびのびとしている
でも決してダサくないんだなぁ、、洒落てる
その絶妙なバランス感覚は あまりに上手くなってしまうと
取り戻しにくくなってしまって ただただ上手い美しいカッコイイ。
でも、ただ上手くて美しくてカッコよくても、記憶に残らないものって多い
その差って、なんだろう?
これはかなり面白い話だなと、むずむずしてしまった。
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