10月22日の土曜日。瀞峡という秘境にてカヤックをやらせてもらってきたのだけれど
本当に満足感と達成感でいっぱい。
他の人にも超絶オススメする、今思い出しても心地よいショートトリップだった。
漕ぎ疲れて冷えた体も、長い移動時間も、心地よい満足感とか達成感を感じてしまえば なんたる引き立て役
10月は主人の仕事や試験関係が一通り落ち着いたこともあり、
ずっと一緒にいきたかったリバーカヤックに行くことに決めたけど
どこに行くまでは決めていなかった
10年来の友人でもあり、夫婦共通の友人でもあるI&I 22の辰巳さんにとりあえずは連絡をとり
「カヤックにいきたい!」とだけ伝えたら
ちょうど「瀞峡」という、行くのに時間はかかるけど最高に気持ちの良い場所があるとのことで
せっかくだったら、「瀞峡 カヤックトリップ」に参加することにした
私たちは車をもってないので《相乗りパック》で、辰巳くんの車に乗せてもらうことにした。
朝の6時集合、10月の朝はさすがに寒くなってた。
瀞峡に黙々と向かいます。片道3時間ほど。奈良を抜けて奈良・和歌山・三重のちょうど間にある場所
到着したらウェアに着替えて、出発点にカヤックを置いて終点まで車で移動。ジェット船で出発点まで戻ります
今回、台湾からのお客様のトレイシーとも同行でした。彼女は前乗りで瀞峡に宿泊していて、ジェット機で集合場所まで自力で来られてました。。すごい行動力と実行力!
初めましての挨拶から英語!で、辰巳くんとその奥さんのリリさんは英語がペラペラなので普通にコミュニケーションができてる。。私たちは話しはわかるけど、話せなくてどうしたらいいのか、、と思っていたが
トレイシーがすごく親しみやすい方で!あっとゆう間に仲良くなれた!
言葉じゃないね、コミュニケーションはそのひとの態度・スタンスだなと思った。。
英語、話せるだけでもっと楽しくなるんだろうな。。
左に見えるのがジェット船。普通の観光メインの方はこれにのって瀞峡、そしてもっと上流まで。
お昼ご飯用の水や食材をカヤックに詰め込む準備
その前に川の上にある吊り橋を観光。高い!怖い!
さっきのジェット船があんなに小さい、、手を振ったらみんな手を振り返してくれました
夫婦で記念写真。後ろが瀞峡の入り口
さっそく、カヤックツーリングに、スケールが違う!そびえ立つ岩と木々
ファンタジー映画の世界で見たような風景で、岩や木々が動き出すんじゃないかと思った
波もゆるやかで、ゆったりと流されていくままにプカプカしていればいい
長い年月をかけて、岩が削られてこの形になったことに想いを馳せながら
大きな岩には、夫婦岩とか亀岩とか 扇岩・小槌岩とか名前をつけて地元の人々は親しみをもって呼んでいて、それの行為にも愛着をもった
ゆっくりゆっくり。早く下るのがもったいない。
私たちと自然しかない、この贅沢な時間を、ぐーっと引きのばしたいという想いが出てくる
鳥の鳴き声や、水のちゃぷちゃぷという音と、私たちの話し声だけ
途中少し雨が降ってきて、それも波紋を作って綺麗だった。こんなに自分の周りに余白があるのが不思議に思う
水の流れが場所によって違って、水の質感?動きも違う。
慣れているひとは、あのあたりはどうゆう動きをする水だとわかるそう。
岩の近くにいくと、水の回転が早くなるので船も回転してしまうので
できるだけ川の真ん中にいた方が安定するとのこと。
二人乗りのカヤックもだいぶ慣れて、前の人が漕ぎ、後ろの人が舵取りをするという役割分担も息がぴったりになってきて、スタート地点からに比べて楽しさもどんどん増してくる
雨が振ってきて、ちょっと霧がかってきた
山が上のほうにかけて白くなっていくこのグラデーションもまた綺麗
お腹が空いたのでランチタイム
あっとゆうまにキャンプセットがセッティングされ!!
さっきまで乗ってたカヤックがテーブルに! 面白い。。
手作りのあったかいランチが美味しい、、!
外で食べると、なんでこんなに美味しいのだろうか。。しみじみ
さらに今回はサプライズが、、
辰巳くんの誕生日とのことで、奥様からサプライズケーキ!
なんにも知らなかった私たちもびっくり!おめでとうございます!!
サプライズ、素敵だったな。こんな時間を共有できてほんとに嬉しい。。
最後は流れがゆっくりになった川をゆっくりゆっくり下る
途中流れの速いエリアがあってびしょ濡れになったり、それもアトラクションみたいで面白かった
最後になぜか水の中に入って泳ぐうちの主人とトレイシー
びしょ濡れ。笑
何度か失敗したけど、記念写真!
終点に到着!風景も、水の上での心地よさも、自然のスケールの大きさも。
いままで味わったことのないレベルの体験だったな。
じんじんと心に染み渡る嬉しさ
いつもは毎朝電車に吸い込まれ、ビルの一室へと向かって黙々と効率よくタスクをこなしていくばかり。仕事自体は面白いと感じているけど、時間はいつも一定のスピードで直線的に進んでいる。
感情や感覚が単調なんだと思う。
単調な一直線の感情が、カヤックで川を下ることで
柔らかく緩み・大きく波打って、しんしんと強い感動が沸いてきたことが、どこか懐かしくて嬉しかった
小さい時、夕焼けをみて綺麗だなーと感じた
誰でも感じたことのある感情のような
でもどれだけ自分が そんなことと距離を置いてしまっていたのか と気づかされた
すごくシンプルで、想像すれば容易いことなんだけれど、
スケールの違う自然を感じたり、自分の想像を超えた長い年月を感じたり、自然の美しい秩序を感じたり、
それを一緒に誰かと眺めて、「きれいだ」と言い合ったり。
実際にその場に行って、心が動いて、それを誰かと共有できること自体が
じんわりと自分の中の「火」をすこし大きく燃やす活力になっていて
いろんな感覚を取り戻したような気がした
ほんとうによかったなーまたいきたいし、また行くだろうな
I & I Paddles のブログ
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I & I Paddles
** 神戸/大阪⇔カヤックトリップ **
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