直島ホール 三分一博志

三分一 博志 「直島ホール/直島の家-またべえ」(香川県/2015年 

主人が建築・設計を生業にしていることもあり、直島でも建築をめぐりました。
三分一さんの建築を見たのは初めてでしたが、とても印象に残りました。
2年も直島の特徴をリサーチして、その土地の特性を理解し、生かした設計になっていること。
建物自体も、とてもシンプルなのに美しく、機能美を感じたこと
この二つが印象的でした。

三分一さんの紹介文で以下のようなことばを拝見しました。
“人工物である建築が、土地ごとの地形や自然の循環システムに沿うことで、年月の経過とともに自然の風景と感じられるようになっていく”、“いかにして建築が地球の一部になるか”、を一貫したテーマとし「地球のディテール」を提唱。

まさに循環する風景。「地球のディテール」を感じます。
迷わずこの本を私たちも買いました

中に入ると、天井に小さな窓が
広々としてます。
舞台。凛とした空気がながれる。そよそよと涼しい風がながれています。
先ほど天井に小さな窓があったんですが、ここにつながっています。
風が抜けるように、窓を加えています。
これが三分一さんのスケッチ。循環を意識されていることがわかります

そとに出ると、窓のすぐ下から丘になっています。
この丘、風が入り込むように小さな穴が空いていて、
建築が呼吸ができるような設計。
これは直島ホールの後ろにある建物の写真ですが、地面からちょっと浮いている!
風の循環のためでしょうか?

2年ものリサーチのまとめも展示されています。
リサーチ・分析し、その場に暮らす人々・自然に寄り添った建築を提案する。
三分一さんのプロセスや、空間に対する姿勢をとても尊敬する。
三分一さんの建築は、奇抜ではないけれどユニークな設計で、
でも押し付けがましい派手さはないのに、とっても存在感があった。
ほんとに、凛 と ある。
そばにいるだけで、しゃんとした感じになる。
この直島ホールがあることで、島の人たちの意識や気持ちは
わずかでも良いように影響するだろうなと思った。
「直島の風を吸って吐くというような、呼吸する建築が良いと思った。この建物を通して、一人でも多くの人が地球に寄り添った気持ちを持ってほしい」
これは毎日新聞の記事で三分一さんがいった言葉みたいなんだけれど
こうゆう想いを持った建物は、
ちゃんとその場所や暮らしや行動を少しづつ変えていく力があるんじゃないかな。

urushi-note

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