オランダを代表する現代建築の1つ
OKURAHOMA
高齢者用の100戸からなる集合住宅で、設計はMVRDV、竣工は1997年。
写真をご覧いただければすぐにご理解頂けると思いますが、この作品の何が凄いかというと、日本の一般的な集合住宅では絶対に考えられない、長さとボリュームを持つキャンティレバーです。
張り出し長さは、片持ちで11.3m、しかも2層分のボリュームがあり、それぞれが普通に住戸スペースになっているのですから驚きです。
ものすごく大きいボックスが飛び出ている、、
人が住んでもこの箱が落っこちないのか心配になる、、
ベランダにはお花を飾っていたり、
椅子を出してきてお茶をしているご夫婦がいたり
カラフルなベランダから多様な生活が伺えた(スケルトンだから丸見え!)
これはメインストリートから離れたところ
こちらは正面玄関。ポストが綺麗に並んでいます。
窓の形も様々。本当にディティールも面白い!
作るの大変やっただろうに、、と作り手の事を思ってしまう、、
横から見ると、どれくらい飛び出ているかよくわかる。
中の部屋もどおなっていて、どのような暮らしをしているのかが気になるところ
<気づき?感想>
住む家の振る舞いも人間を作るのに影響を与えると思う。
他の集合住宅とは明らかに違った空気を持つOKURAHOMAは
「老後」の考え方を違った方向から見せてくれているように思う。
ただ、自分が住みたいかって言われたら、ちょっと住みたくない。。
0コメント